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ささくれができたときは?引っ張らずに整えるお手入れ
「指先の小さなささくれが、服やタオルに引っかかる」
「気になって触っていたら、痛くなってしまった」
小さなささくれでも、毎日の動作の中で気になることがあります。つい引っ張りたくなりますが、無理にはがすと、周囲の皮膚まで傷つけてしまうことがあります。
この記事では、ささくれができたときのお手入れと、爪まわりをいたわる日々の習慣についてお話しします。
ささくれとは?
ささくれは、爪のまわりの皮膚が裂けて、細くめくれ上がった状態です。爪そのものが割れたり、層状にはがれたりする「二枚爪」とは異なります。
皮膚の乾燥や、爪まわりへの刺激などがきっかけになります。手洗いや水仕事が多いとき、爪まわりを触ったり噛んだりする癖があるときにも、できやすくなります。
まずは、引っ張らないこと
ささくれが気になっても、指や歯で引っ張って取り除くことは避けましょう。
浮いている部分だけを取るつもりでも、つながっている皮膚まで裂けて、出血や痛みにつながることがあります。傷から細菌が入り、炎症を起こす場合もあります。
引っかかるときは、無理にはがすのではなく、浮いた部分だけを慎重に整えます。
浮いた皮膚だけを、清潔な道具で整える
赤みや腫れがなく、浮いている皮膚がはっきり分かる場合は、清潔で切れ味のよい小さな爪用はさみなどで、その部分だけを切ります。
お手入れするときは、次の点を意識しましょう。
- 手を洗い、水分を拭いてから行う
- 明るい場所で、浮いた部分を確認する
- 皮膚を引っ張りながら切らない
- 周囲の皮膚や甘皮まで切り込まない
- 痛みを感じたら中止する
すべてをきれいに取り切ろうとして、深く切る必要はありません。浮いた部分が小さすぎる場合や、どこまで切ってよいか分からない場合は、無理に処理しないでください。
引っかかるときは、保護する方法も
自分で切りにくいときや、衣類に触れるたびに引っかかるときは、絆創膏などで一時的に保護する方法もあります。
濡れたり汚れたりしたら交換し、皮膚の状態も確認しましょう。保護している間も、上から触ったり、ささくれを引っ張ったりしないことが大切です。
傷や出血があるときは、傷のお手当てを優先する
すでに皮膚が裂けていたり、出血していたりする場合は、見た目を整えるためのお手入れをいったん止めましょう。
流水でやさしく洗い、出血していれば清潔なガーゼなどで押さえます。必要に応じて絆創膏などで保護してください。
傷のある部分にネイルオイルや角質ケア用品を塗ることは控え、まず傷をいたわりましょう。
繰り返さないために、爪まわりを保湿する
傷のない爪まわりには、ネイルオイルなどで保湿を続けましょう。爪の根元だけでなく、両側の皮膚にもやさしくなじませます。
手を洗って水分を拭いたあとや、寝る前など、生活の中で続けやすいタイミングがおすすめです。
保湿したからといって、できているささくれがすぐに元に戻るわけではありません。周囲の皮膚の乾燥を防ぐ、日々のお手入れとして取り入れましょう。
水仕事や、指先の使い方も見直す
食器洗いや掃除では、作業に合った手袋を使い、水や洗剤に直接触れる時間を減らしましょう。
また、爪まわりの硬い部分を反対の爪でこする、皮膚をつまむ、甘皮を繰り返し切るといった習慣も、刺激になります。
気になる部分を見つけたときこそ、触り続けず、保湿や保護に切り替えてみてください。
赤みや腫れ、痛みがあるときは
ささくれの周囲に、次のような変化がある場合は、皮膚科などの医療機関で相談してください。
- 赤みや腫れが強くなっている
- 熱を持っている
- ズキズキする痛みがある
- 膿が出ている
- お手当てをしても悪化している
自分で膿を出したり、さらに皮膚を切ったりすることは避けましょう。
まとめ|引っ張らず、必要な部分だけ整えよう
ささくれができたときは、まず無理に引っ張らないことが大切です。
浮いた皮膚がはっきり分かる場合は、清潔な道具でその部分だけを整えます。切りにくい場合は無理をせず、引っかからないように保護しましょう。
傷があるときは傷のお手当てを優先し、傷のない爪まわりには保湿を続けてください。
小さなささくれが気になったときも、取り切ろうとするより、周囲の皮膚を大切に。乾燥や刺激を減らしながら、指先をやさしくいたわっていきましょう。



